スズキ・メソードは創始者である鈴木慎一が1930年代から、江藤俊哉・豊田耕児などの世界的ヴァイオリニストを育て、そして1946年に長野県松本市に「松本音楽院」を設立したのが始まりです。

 

その教育法は「母語教育法」で、日本に生まれた赤ちゃんは日本語が、アメリカに生まれた赤ちゃんは英語が自然に話せるようになるのと同様に子どもの成長には環境が大切であるとの考えです。

 

    *母語(ぼご)とは、幼児が最初に覚える言葉のことで、これまでは母国語という表現が一般的でしたが、最近の研究で必ずしも言語が国家と結びつくものではないとの考え方から スズキ・メソードでは母国語をすべて母語と表記されています。

 

芸術的に素晴らしい音楽が生活の中に溢れる環境を作り、繰り返し練習することで、自然と楽器に親しみ 音楽的センスがどの子にも育ちます。

そして音楽を入り口に明日に羽ばたく文化人、世界人に育ってほしいと願っています。

 

 

スズキ・メソードはピアノの他にヴァイオリン、チェロ、フルートのお教室があり、現在 国内だけではなく世界46ヵ国に40万人ものの子どもたちがレッスンを受けています。